序にかえて-85歳の反抗期 by 北流之介 マチともの語り-地域・物語り・短編小説
序にかえて
author: 北流之介
Posted on 03/11
 早いもので、福岡に転勤して半年ほどが過ぎました。都会の喧噪にも慣れたと申しますか、慣れた振りでもして会社で席を温めていないと、おマンマの食い上げですからね。

 たまの休みには、秋月、能古島、室見川などにでかけスケッチをしたりしております。さらには、北海道・釧路に出張した折りにも、会議を早々に抜け出して絵筆を握ったりしておりました。絵画などに全く縁がなかった私に、宮崎の大きな自然を背景にしながら、絵や絵を通したモノの見方などを教えてくださったのが弥勒祐徳先生でした。

 生きにくい世の中という人がおられます。そうかもしれません。そんなとき、私はいま、絵筆を握るのです。風景を見ながら、あるいは、画用紙に目を落としたとき、思い出すのは弥勒先生のことでありまして、先日もNHKのテレビが、奥さまを介護しながら絵を描いておられる先生の姿を映し出しておりました。そんなことにも触発され、弥勒先生の思い出を綴ることにしました。よろしくお付き合いください。

本日:1 今週:3 累計:1447(5/9 15:00より)



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